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『花と龍』

劇団文化座公演166

原作:火野葦平 脚本:東 憲司 演出:鵜山 仁


キャスト:

津田二朗 青木和宣 鳴海宏明 佐藤哲也 米山 実 沖永正志 白幡大介  髙橋美沙 高橋未央 藤原章寛 井田雄大 為永祐輔 兼元菜見子 岡田頼明 大山美咲 萩原佳央里 早苗翔太郎 田中孝征 若林築未  岩崎正芳 桑原 泰 市川千紘 深沢 樹 神﨑七重 泉 建斗 阿部由奨  小佐井修平 五十嵐芹架 石川 嶺 川越 司 廣田晴紀 小出菜々子 / 佐々木愛


2024年2月23日(金・祝)~3月3日(日)

俳優座劇場 六本木


   

文化座創立15周年記念『ちぎられた縄』から68年…。

いま再評価される火野葦平の魂に挑む!

第58回紀伊國屋演劇賞個人賞受賞 藤原章寛が玉井金五郎役に挑みます!


《あらすじ》

広い世界が見たい!

共にめっそうもない野望を抱いた男と女が、北九州若松の港にたどり着く。 持ち前の度胸と正義感で波止場の暴力と闘い、めきめきと頭角を現す男、 玉井金五郎24才。

曲がったことが大嫌い、男勝りで誰れにでも遠慮のない、タバコを吸う小娘、 谷口マン19才。

男は支那大陸を、女はブラジルを目差して肉体を酷使する。

時は明治の終り頃、最下層の港湾労働者、ゴンゾウの世界から、地廻り、ヤクザの権力抗争を背景に、仲間の労働者たちの近代化を目差して闘う二人。 なぜか、男の背中には昇り龍と菊の花の入れ墨が……。

火野葦平が両親を実名で登場させる、玉井一族のはじまりのものがたり。