何故か気になる「アーミッシュ」として生きる人達。
地球の温暖化のせいでしょうか、何という天候不順の毎日。
美しい「日本の四季」もどこへやら…です。
そんな中、文化座のアトリエでは『地にありて静かに』の稽古が始まりました。
アメリカやカナダで現在も文明と徴兵を拒否して、自分達のライフ・スタイルを貫き通す
「アーミッシュ」。
調べてみますと、中世ヨーロッパの宗教改革の中で異端と見なされ、ひどい迫害を受けた彼らの先祖が、祖国から逃れアメリカ大陸に新天地を求めたアーミッシュの歴史があります。
そして、30万人から現在もなお増え続けているという彼等の生き様には目を見張るものがあります。
何より写真で見る彼らの自然と共に生きる姿の美しさ!
例えば、電話を持たないのは、直接会って、相手の顔を見て会話をするためという彼等の生活スタイルは、劇中でも滑稽に見える程、実直でたくましい。
家族を大事にし、集落と共に生きる彼らの『地にありて静かに』の生活ぶりは見る人に、人間の真の幸せとは何か?家族とは…と、いろいろな事を想起させてくれる事でしょう。
この機会に、アーミッシュ関係の本や写真等をご覧になっていただくと、芝居を何倍も楽しく、見ていただける気がします。
皆様どうぞ、ご来場をお待ちしております。
                         佐々木愛

        photos by 「Down to Earth 山中麻葉」