― 感想文集 ―
| 三つの宝 | 2004年 文化座アトリエ |
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●大正ロマンの世界にひたった時間。モノドラマと立体的な絵を充分鑑賞させていただいた。そして、若手演技者の真剣さに打たれた。 芥川龍之介の三つの寶が見えてきたようだ。黒服に花模様の和服のラインが斬新で印象的。(64才・男性)
●どの話も聞いたり読んだ事のあるものですが、芝居化されたものを観るのは初めてでした。その上通常の芝居ではない「語り」のある作品。 「三つの寶」こんな面白い話だったかな? 芥川龍之介という人物のイメージが私の中で少し変ったように思います。(23才・女性)
●田端にこんなに文士の方たちがいたのに大変びっくりしています。その中で今回芥川作品ということで楽しみに参りました。 3つのお話の構成がとても分かりやすかったです。次回も楽しみにしています。 三つの寶、私も原作読んでみたいと思いました。人間の価値ってなんでしょうね。(女性)
●国内のみならず海外でも人気があり、近年は羅生門が教材として採用された芥川龍之介。 50年以上前の作品でも古さを感じず、提起している問題は今も新鮮です。舞台が近く迫力がありました。 人の真心を求めている。その真心しだいで人間の生き方、考え方、心を変える力をもっているのですね。(57才・女性)
●神奈川文学館で「芥川龍之介展」をみにいってその時知った。劇という物を実際みるのも大変久しぶりです。 なにしろTVも見ないから……。今回の芝居を見て感じた事は、役者の方の演技のうまい事がいえます。 僕は情熱が伝わってくるものが好きです。田端にこだわってほしいと思う。地元愛ていうの大好きです。 またそうでなければ「文化座」の意味がなくなってしまうと思う。いつまでも手作りの芝居にこだわってほしい!(37才・男性)
●芥川の作品、特に童話をこのような型で舞台化したのはユニークで良いと思います。心にしみるようなさわやかな舞台でした。(52才・男性)
●一人一人の声が聞きやすくて内容が理解しやすかったです。皆さんの黒い衣裳が素敵でした。舞台がまわるのもすごかったです。 一人一人が演劇を好きなのがわかるぐらい、素敵な舞台で迫力がありました。表情(一つ一つの)がしっかりしていて、気持ちが伝わってきました。 セリフを話していない時の一人一人の表情が考えていることがわかって感動しました。とっても素敵な演劇でした。見に来て良かったです。(15才・女性)
●はじめて見に来たのですが、とてもおもしろかったです。話についていくのは少し時間がかかったのですが、小説の中の話しで、そ の世界もあらためて気づかせられました。知っている話もあったので、違う見方もできました。(15才・男性)
●こんなに舞台に見入ったのは初めてでした。(15才・女性)
●とてもよかったです。最初の話はすごく感動しました。2作品目は知っている話だったので、すぐにイメージが出来て楽しく感動しました。3作品目は最高です!! だまされた王子は親近感がもてて、お姫様はギャップがよくて、黒ん坊の王はカッコいいのかよくわからなくて、すごく楽しめました。(17才・女性)
●演劇好きの方々が集る、演技に感動しました。文学も演劇も、究極は人間の存在を追究するものですか? このたびのシリーズ其の壱「芥川龍之介篇―三つの寶―」は、まさに人間とは? 人生とは? を真っ向から考えさせてくれる公演でした。 どの場面も感激でしたが、全員が本をのぞき見る場面が特に印象に残っています。(73才・男性)
●良いテーマでした。「文学ニガテ」「小説読まない」めったに「観劇しない」私にも楽しめた公演でした。 でも芥川作品の特徴を思い出させてくれる展開と味わいを感じました。 田端に住んで50数年。私が町にこういう歴史と創作の風土(文化)があるのはいいですね。(58才・男性)
●本の後書きにあった「テーブルの上に広げて縦からも横からもみんなが首をつっこんで読める本がこしらえてみたかったのです。 ……」という文にある通り、最後に出演者の人たちが一緒に首をつっこんで読んでいる場面は、本当にすばらしいものでした。 さっそく古本屋さんで復刻された「三つの寶」を買いました。昭和3年当時、どれだけ高価だったか、 そして芥川龍之介や画家たちが子供たちにいいものを残してやりたいと真剣にこの本を作ったことが思われます。 この書物・舞台に出会えたことに感謝します。(43才・女性)
●今頃? と思われるでしょうね、15年戦争の始めに生まれた私はその世代の皆様と同じく良い読物に恵まれませんでしたが、 母親は読書の好きな人で貧しい中、当時出始めた講談社の絵本(50銭)買っては小学校前の子供に読みきかせてくれました。 長じて河童さんのなさった経験も私はダブッて一気に子供の時代にスリップしてしまいました。当時、リッチな本も出ていたのですネ。 今は児童書の棚をみると圧倒されてしまいます。子供たちは幸福でしょうかと思います。 そして今は、ペンを取る様、背を押してくれたことに出会いました。町を歩いていて“三つの寶”の復刻版のバラ売りをみつけたのです。(昭和3年6月20日刊) 観劇の日、姪の13歳の娘をつれてゆきましたが、彼女は舞台というのはおじいちゃんの大好きな宝塚しか知らないのです。 終ってから、始めは何をするかと不安だったようですが、とても面白かったから本を読みたいというのです、 さあー手に入るかむずかしいでも、と思い続けていた矢先で、私がびっくりしてしまいました。(72才・女性) |
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