― 感想文集 ―

笑う招き猫  2005年7月 六行会ホール  

●原作を読んでないため何が「笑う招き猫」のかと……。引き込まれてアットいう間に終ってしまった。

どうして隣のオジサン、前のオバサンいびきかいて寝てるの!! もったいないでしょう、熱演だよ、皆イキイキしててとても気持ちがよかった。

エネルギーをもらったよ。ガンバレー。作者の「青春に年齢制限がない」いいことばです。

前向きにがんばろうと63才のオバチャンもウキウキしてきました。(63才・女性)

●テンポが早くてよかった。俳優の声も他の劇団でよくあるような、キンキンした声でなくて、聞き取り易かった。

脚本もよくできてたと思うが漫才のネタがみな短く切れていて、しかもあまり笑えないのが惜しい。

漫才ネタは本筋と関係ないかもしれないが、もう少し工夫して本当に笑えるものにして欲しい。

森光子の「おもろい女」のネタは(あれは実際のネタなので、当然とは思うが)本当に笑えるネタ(1本でもいいので)キチッとしたものが欲しい。

とてもとてもよくできた脚本だと思いました。(50才・女性)

●初めて見たからわからないのですが、場面がいきなり大きく変わるのでたまにわからない所がありました。

場面が大きく変わる前に何か欲しかった(20才・男性)

●漫才をテーマにしていたので、普通の人は知らない裏話なので難しかったです。

あと場所や時間が混っていてわかりにくかったですが、全体としては良い話だと思いました。(20才・男性)

●出演者の皆さんのエネルギーを感じて、私も頑張りたいと思います。元気な舞台をありがとうございました。(40才・女性)

●テンポが良くてすっごく楽しめました。休憩に入る時も本番からの流れで入るなんて笑えました。

あきずに観られる2時間半だった。テンポが速いだけに、原作を読んでないとわかりにくい所もあったかなぁと思います。

最後に千円札を合わせるところ、すごくグッときました。

●良かったけど、後半少し長く感じた。始まっても入ってくる人がいて補助席もあるため着席がスムーズでなく迷惑。(28才・女性)

●ストーリーはないけれど、はじける様な青春がある。元気と笑いをもらいました。

若い人たちが観客に多かったのも文化座の次の財産として大事にしてほしいです。(65才・男性)

●テンポがよかったのでダレずに見れたのがよかったです。コンビを組む時の話をもう少していねいにやればいいのになぁとは感じました。

あのまじめなヒトミが漫才のコンビを組むっていう事をアカコがどういう説得するのかをもっと見てみたかったです。(26才・女性)

●ラストがハッピーエンドでよかったです。すれ違っていく部分がなんか身につまされる感じで(笑)。

ダブルキャストだとだいぶ雰囲気も違うみたいで、もう一方も観てみたいと思いました。(24才・女性)

●いやー感動しました。最後の方の頼子さんとヒトミのシーン……ホロリときました。えりちゃんかわいかったです。

初めて出てきた時、アカコの幼少時代かな? 何か回想シーンに行くのかなと予想したら……みごとに裏切られました。(18才・女性)

●芸人の成長物語で、すごいおもしろかったです。もともとお笑い好きだったので。何気に男女関係がドロドロしてたのが気になりました。

照明でならった機材がちゃんと使われていてついつい見ちゃいました。アカコとヒトミの友達ではなく、相方の関係がステキでした。(21才・女性)

●三好十郎作品とはまったく色のちがう作品であったが、とても良く最後まで楽しませていただきました。

主役二人は全編休むことの出来にくい役だったにもかかわらず良く演じきったと思います。

芝居をやる者にとって考えさせる、ニヤッとさせられる、演目でした。

●文化座のイメージからすると思い切った挑戦。心強く感じました。これからも、いろんな挑戦お願いします。

出演者の生き生きとして、特に米山さんの演技が光っていました。細かいことを言うと、二人の出会いが「ありえない」

、二人とマネージャーの関係の描き方がいまいち。マネージャーと元アイドルの関係が「なんでこうなるの」と言ったところはありますが。(男性)

●一人、二役や三役もやっているのにそれを感じさせない演技力にびっくりしました。

特にヒトミ役の方と、社長役の方、頼子役の方、永吉役の方がよてもステキでした。(30才・女性)

●今回の公演はとても楽しいテーマで、内容も劇もとても楽しかったです。元気がでました。

若い人達がとてもがんばっているのが感じられフレッシュだったと思います。今後もがんばって下さい。(27才・女性)

●キューンとなるラストシーンでした。大人になるほどに忘れていってしまうのかな? と日常を振り返ってしまいました。

いつまでも初心は忘れずにいたいです。ありがとうございました。来る度に、エネルギーをもらって帰っています。素晴らしい舞台でした。(31才・女性)

●出演者の方々が一斉に出られて、にぎやかな雰囲気の路上を表現したり、通行人の行き交う夜の町だったり、

限られた空間、時間、人数といった制限の中で、一本の小説を舞台化するのはとても大変なことだったと思います。

原作を読んでみたいと思いました。本日はありがとうございました。(21才・男性)

●女お笑い芸人というのが、とても興味があったのですが、実際見てみて“笑い”というより女性二人の葛藤やきずなを描いた舞台だなぁと思い、

ラストシーンにジーンとさせられました。“伝える”という意味ではテーマとなってる漫才も、芝居も同じで、

それには、より強いエネルギーが必要だと改めて思いました。また、空気をつかむことの楽しさ、そして難しさも実感しました。

でもどんなに最初、まわりから認められなくても、あきらめないということを教えられた気がします。お疲れ様でした。(24才・女性)

●笑って泣いてあたたかくなるお芝居でした。アカコとヒトミもどっちの気持ちもすごくわかるなぁと切なくなってしまいました。

役者を目指す人間として、プロって何だろう、と考えさせられました。私は何をしたいんだろう。何になりたいんだろう。慢心しちゃいけない。

常にゼロでいなくては。うまくまとまらなくてすみません。楽しかったです。(25才・女性)

●山本さんの原書のエキスを舞台上でどの程度味わせてくれるか楽しみでした。

舞台空間の中にストーリー展開として盛り込まれている漫才やボードビル体現がスピーディに(時に面白く、時にストーリーの展開上の意ちっとも面白くなく)観られるという、

お芝居として新しい形である。そして様々な人間模様が映し出されてもいる。

鈴木光枝さん、佐々木愛さんが出演されない文化座のお芝居を拝見したのも初めてで、

これから文化座の看板となるであろう若手俳優さん達にエールを送りたい。ベテラン陣の個性が引き締め役をしていた。

第16回小説すばる新人賞受賞作の早読みしてみた。出来れば台本も読んでみたい。小説自体にも感じられる“疾走感”をステージ上でよく出していたと思う。

簡素な舞台装置を軸に、登場者達が場面場面に使われる小道具を持ち込み持ち去るやり方が、場面の瞬間の転開を見る側に小気味良くスピード感を味わせていた。

シアターQの事務所、楽屋、ステージ、客席の変換もスピーディかつ明確であった。

演出・構成の原田氏が意図した“通過する感覚”体現も充分読み取れた舞台であった。個人的にはダブルキャストの意味合いと効果に疑問が残る。

一方、演鑑の演目として考慮する場合、このスピード感、通過する感覚、場面転開と漫才ならではの早い口調を観劇者たちを全員理解させるのは、

ちょっと難しいような気がする。(56才・女性)

●全体としてみるとテンポが良く、次から次へと場面が変わってゆき、見ている人を飽きさせない芝居であった。

いろいろな個性を持った登場人物も出てきて興味深かったが、私としてはプロダクションの社長とアカコの祖母が印象に残った。

漫才として一本立ちするまでの苦労も大変だが、一本立ちしたらしたでコンビの各々の考え方の違いやエゴが表に出てくることもあって

なおのこと難しいことなのであろう。しかしせっかく世に出させてもらったのだから、ファンから期待されている限りは、

ファンを裏切ってはならないのではないか。(65才・男性)   

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